1 遺言書を書いた方がよい人
次のような悩みがある人は遺言書を書いておくべきです。
- 事業を子どもの一人に承継させたい
- 相続人同士で争わないようにしたい
- 自分で作った財産を自分の意志で分配したい
- 生前の相続税対策を円滑に継続してほしい
- 子供や両親がいないため妻に全財産を相続させたい(遺言がなければ兄弟姉妹も相続人となる)
- 相続人以外の人にも財産をあげたい
①愛人 ②内縁の妻 ③認知していない非嫡出子 ④介護などの世話をしてくれた人 ⑤相続人でない兄弟姉妹 ⑥子供の嫁 - 相続人がいないため縁故者や世話になった友人に相続させたい(遺言がなければ国庫に帰属するため)
- 福祉や社会貢献活動に財産を寄付したい
- 特定の相続人に財産をあげたくない
- 再婚をし、先妻の子と後妻がいる場合(先妻の子と後妻との間では、遺産争いが起こる確率も高いため)